D.C.Ⅲ 〜ダ・カーポⅢ〜とは
2001年12月、「アルキメデスのわすれもの」に収録された「D.C. ~ダ・カーポ~ in 聖夜のアルティメットバトル」が好評を博し、 2002年6月に満を持して発売された「D.C.~ダ・カーポ~」から、「D.C. ~ダ・カーポ~」シリーズは始まりました。
ナンバリングタイトルが発売となり、 後日談を描いたファンディスクなど20タイトル以上をリリースしています。
また、各ナンバリングタイトルはコンシューマプラットフォームにも移植を行っており、 シリーズ累計で75万本以上の売上を記録しています。
さらに、コミック、ドラマCDなどのメディアミックスも行われ、「D.C.~ダ・カーポ~」から「D.C.Ⅲ~ダ・カーポⅢ~」までのナンバリングタイトルは、アニメ化もされました。
「D.C.Ⅲ ~ダ・カーポⅢ~」は「D.C. ~ダ・カーポ~」シリーズ生誕10周年記念作品として2012年に発売され、アニメ、漫画、トレーディングカードゲームなど様々なメディアミックスを展開しました。
それぞれのヒロインとの物語を紡ぎ、ゲームが進んでいくにつれ、大きな謎に辿り着きます。
関連作品も多く、ヒロインルートや、新規エピソードの追加など、長年に渡り、ファンに愛されています。
そして迎えた20周年。 この節目の年に、「D.C. ~ダ・カーポ~」シリーズは、新たな一歩を踏み出します。
あらすじ
物語の舞台は1年中、花を咲かせる枯れない桜の伝説が残る初音島。
主人公・芳乃 清隆は公式新聞部の仲間である立夏、シャルル、姫乃、さら、葵や個性豊かな友人と共に平穏な学園生活を送っていた。
そこに立ちはだかるのは宿敵である非公式新聞部。
どちらが真の新聞部か勝負をすることになった清隆たちは勝利のために願いを叶えるという枯れない桜について調べ始める。
桜について調査を進めるため部室で会議を行う清隆たちの耳に謎の声が届く。
「サクラの元へ行ってごらん」
その声に導かれるまま、一同は島の中心にある桜公園へと向かう。
枯れない桜を前にした時、時計の針は動き出し、物語は大きく動き始める。
過去、現在、そして未来へと物語が絡み合っていくことになる。
まるでダ・カーポのように繰り返す、夢のような夢の、はじまりの物語——